こんにちは!最近youtubeのフェルミ研究所の漫画動画に夢中なツツです。
最近youtubeではすごく漫画動画が流行っていますよね。
https://tsutsumusicart.com/mangadouga/
実は先日、そんな流行っている漫画動画のお仕事のご依頼を頂き、漫画動画の仕事をしてみちゃいました!
漫画動画は大きく分けて、この4つの仕事内容に別れています。
「シナリオ」 「漫画」 「声優」 「動画編集」
僕はこの4つのお仕事、全部体験してきちゃいました!!
ということで今回は漫画動画を制作する時の
- 各仕事の単価
- かかった時間
- 各仕事の流れ
をまとめていこうと思います!
漫画動画の仕事をしてみたい人や、漫画動画で今から成功したい人は必見です!
それでは行きましょう!
①シナリオ制作(1本1000円〜2000円)
かかった時間:3時間
頭で構成を考えてスラスラかける人にはオススメです。経験を積むためにやる分にはいい仕事だと思います。
僕が書いたのは大体2000字程度で2000円いただいたので、1文字1円換算。
2000文字を2時間で生産出来る方なら時給1000円なのでやるべき案件です。
シナリオ制作のお仕事は漫画動画の軸となる台本を作る行程です。
この台本を元に漫画が描かれる為、セリフや展開、動画になった時の大まかな動画の時間が決まってしまう重要な仕事でもあると実感しました。
ー仕事の流れー
1.題材
どんな題材で話作りをするかは、大体の場合は依頼主がきてめくれています。
例えば、「無職になるとどうなるか」と言う題材で書いてくださいと言われるのでその題材にあったシナリオを書いていく必要があります。
2.キャラクター設定・場面設定
誰が、いつ、どこで、なぜ、どう言う理由で・・・
といったキャラクターや場所など、細かい設定を決めます。
3.セリフ決め
キャラクターのセリフとナレーションを決めます。
4.詳細設定
ここの場面でこうしてほしいなどを具体的に文章で書いて行きます。
②漫画イラストをつける(一本5000円〜8000円)
かかった時間:40時間くらい
初めてで時間がかかったのはありますが、大体このくらいです。
絵のクオリティにもよりますが、描き込めば描き込むほど時間がかかるので、筆の遅い人にはあまりオススメしません。
単価の割に、仕事量が多すぎてほぼ確実にマイナスを被ります。
ー仕事の流れー
シナリオが完成したらイラスト担当の人に、文章原稿が送られてきます。
この原稿を元に漫画を作って行きます。もうキャラクターのセリフやここをこうしてほしいと言う細かい部分は出来上がっているので、漫画担当は場面にあった絵をつけて行きます。
1.キャラクターデザイン
話を一通り読み上げ、セリフなどの特徴からキャラクターの顔、髪型、服装などを書き上げていきます。
漫画動画は基本カラーなのでこの時に全体の色合いも決めます。
2.ページ振り分け
大体依頼主から「何ページから何ページにして下さい。」との要望があるので、それに合わせてページにセリフ、シーン、ナレーションを振り分けていきます。
3.ネームを描く
振り分けたページごとに、大まかな漫画のイラストをつけていきます。いわゆる下描きです。
ここの作業で1ページでまとめられる箇所や、伝えきれていない部分を炙り出しつつ進めていきます。
4.本描き
下描きを元に本描きをしていきます。清書作業なので、ここで分かりやすい漫画イラストになっているか動画を確認しておくのがベストです。
5.カラー
線画が完成したら、キャラクター、背景、全てに色をつけていきます。バケツ塗りができるように清書ではできるだけ線の繋がった線画にするのがいいと思います。
③声をつける(一本500円〜1000円)
かかった時間:1時間
自宅にマイクや録音できる環境が整っている人ならありかなという感じです。
漫画動画は大体5〜10分くらいなので、セリフもそこまで多いものもありません。
なのでそこまで時間のかかる作業ではないので、録音に慣れているは一度やってみるといいと思います。
ー仕事の流れー
ここの工程は作っている人たちによりけりだとは思いますが、大体の場合は完成した漫画のページごとに声を当ててから動画にしています。
1.練習
文章原稿の指示と漫画のキャラクターデザインに合わせた喋り方を固めます。
あと、ある程度のしゃべりのスピードを調節しつつシナリオの大まかな流れを覚えます。
2.声当て
在宅の方は自宅のPCにマイクを繋いで、文章原稿と漫画のセリフに合わせて声を録音します。これを依頼主に送って修正箇所などを確認します。
3.修正
依頼主の要望に沿って喋り方やスピードを撮り直し、再度依頼主にデータを送って完了となります。
④動画編集(5000円〜8000円)
かかった時間:5時間
普通の動画編集ではなく画像や声など必要な素材をつなぎ合わせていく作業なのでそこまでカットに時間はかかりませんでした。
どちらかというと効果音やBGMを探すのに時間がかかりました。
なので事前に用意できている方や、動画編集に慣れている方、経験が欲しい方にはオススメです。
ー仕事の流れー
1.データを動画に
音声データを元に漫画のデータをページごとに大まかに繋げていき、簡単な動画にします。
2.カット
必要ない部分をカットしていきます。
3.効果音・BGM
場面ごとにあった効果音やBGMをつけていきます。この時、効果音やBGMの使用には注意しましょう。完全に著作権がフリーのサイトのものを使うのがおすすめです。使用の際にはURLの記載などといった、条件を満たさないと使用してはいけない場合や、商用には使用禁止のものもあるので注意が必要です。
4.エフェクト
大事な場面でのキャラクターのアップだったり、画面を揺らすエフェクトをかけたりと、必要な場合にはこういったエフェクトをかけます。
5.仕上げ・修正
最後に依頼主にここまでの動画データを送り、確認作業を終えたら完成です。
6.サムネイル
最後に数ある動画の中でも目の引くようなサムネイルを作ります。
7.完成
依頼主が運営しているyoutubeチャンネルに完成した動画を投稿して完成です。
大体の場合は動画の伸びや評価に応じて、報酬がアップしたりします。
まとめ
以上漫画動画の仕事をしてみて実際にわかった、漫画動画の制作の流れです。YouTubeの一本の漫画動画を作るのに、シナリオライターさん、漫画家さん、動画編集さんといったあらゆる方々が携わっているというのには驚きですよね!しかもこれをお仕事として依頼して作っているのだから一本の動画でいくらかかっているのやら・・・
まだまだ漫画動画は勢いを加速させていくこと間違いなしですね。漫画動画の仕事をしてみたいという方は是非この記事を参考にしてみて下さいね!
それでは以上、ツツでした。