こんにちは。Procreate大好き、漫画クリエイターのツツです。
2021年の今、iPadでイラストを描きたいという人はたくさんいらっしゃるとは思いますが、iPadでイラストを描く時、どのアプリを使えばいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ということで今回はiPadヘビーユーザーのツツが、iPadでイラストを描くならこのアプリ一択!『Procreate(プロクリエイト)』を紹介したいと思います!
普段は無料アプリで済ませちゃう僕ですが、Procreate(プロクリエイト)は買い切りアプリで月額もかからず、しかもかなり口コミや評判がよかったというのもあり思い切って購入。数年間使ってみて「本当にいいと思うアプリ」だと確信したので皆さんにも是非紹介したいと思い記事にすることを決めました。
・iPadでイラストを描く時にProcreate(プロクリエイト)がいい理由
・Procreate(プロクリエイト)がイラスト制作で役立つ理由
・Procreate(プロクリエイト)の簡単な操作方法
これらがわかります。
買い切りアプリで中身がわからないから買うのを迷っている人や、Procreate(プロクリエイト)でどんなことが出来るのかを画像付きで詳しく説明していますので購入前に一度参考にしてみてください。それではいきましょう!
Procreate(プロクリエイト)とは
Procreate(プロクリエイト)とは
クリエイティブなプロ集団にもアーティストを志す多くの人からも愛されているProcreateは、iPad対応の創作Appを牽引しています。
数百にも及ぶ手づくりのブラシ、革新的なアートツールの数々、高度なレイヤーシステム、そして光速のValkyrieグラフィックエンジンを搭載したProcreateは、表現力豊かなスケッチ、鮮やかな描画、ゴージャスなイラスト、美しいアニメーションを創作するのに必要なすべてを備えています。Procreateならソファでも、電車でも、ビーチでも、コーヒーショップの列に並んでいる時でさえも、創作の手を止める必要はありません。どこにでも持ち歩ける完全なアートスタジオ。
高度な描画、画像調整機能を備えたイラスト制作App「Procreate」。多彩なブラシが用意されているので、水彩画のような手描き風の絵はもちろん、テクスチャなどを自作して登録すれば、オリジナリティーあふれるタッチの作品も簡単に仕上げることが可能です。高速で動作するため、すべての操作も快適。Apple Pencilを利用すれば、さらに自由度は高まります。iPadの大画面をキャンバスにして、思いのままに描いてみましょう。
Procreate(プロクリエイト)は簡単に言うとプロのイラストレーターの方や神絵師さん達もよく愛用している絵、イラストを描くことが出来るアプリです!たくさんの素敵な機能があって、イラストをiPadで描きたいという人には個人的には超オススメです!
次は個人的に僕が実際に使ってみて感じたProcreate(プロクリエイト)のオススメのポイントを紹介!
Procreate(プロクリエイト)の3つのオススメポイント
1.買い切り
このアプリは1220円。
普段無料のアプリケーションを使っている方は「高くね?」って思われるかもしれません。ですがこのアプリProcreate(プロクリエイト)は一回買ってしまえば、この後にお金がかかることはありません。
最近はサブスクリプションなんかが流行っているのでそういったものに警戒をしている人は多いはず。たった1000円の出費でも毎月となるとかなりしんどいですよね。ですが、Procreate(プロクリエイト)は買い切りなので安心です。
でも「買い切りのアプリって対応が遅かったり、アップデートがされなくて古さを感じそう」と思ったりもするかもしれませんがProcreate(プロクリエイト)は違います。
Procreate(プロクリエイト)は定期的に行われ大型アップデートによって、毎回恐ろしいほどに新機能や新ブラシが追加されます。むしろアップデートされすぎて機能を把握しきれないくらいです。なのに直感的で使いやすいのがProcreate(プロクリエイト)のいいところでもあります。
例えば2021年のProcreate 5.1.5へのアップデートでは・・・
画期的なブラシ:
– 数百もの美しい手作りブラシ
ブラシセットを利用すると、ペイント用、スケッチ用、描画用のブラシを整理しておけます
– それぞれのブラシに100以上のカスタム設定を用意
– ブラシスタジオを使うと、自分だけのProcreateカスタムブラシをデザインできます
– Procreateのカスタムブラシの読み込み、書き出しが可能
– Adobe® Photoshop® のブラシを読み込み、Photoshop®よりも速く操作できます
• フル機能のレイヤーシステム:
– 作品をレイヤーにすることで、細部や構成を正確にコントロールできます
– レイヤーマスクとマスクのクリップを作成することで、オリジナルにダメージを与えない編集が可能
– レイヤーをグループにまとめることですっきりと整理整頓
– 複数のレイヤーを選択して対象を同時に移動または変換
– 25以上のレイヤーブレンドモードにアクセスできるので、業界レベルの合成が可能
• 妥協の必要のないカラー:
– ColorDropとSwatchDropを使って線の内側を塗りつぶすことができます
– カラーパネルには“ディスク”、“クラシック”、“ハーモニー”、“値”、および“パレット”が用意されています
– カラープロファイルを読み込むとカラーの一致も完璧
– すべてのブラシにカラーダイナミクスを割り当てられます
• 必要なデザインツールが勢ぞろい:
– イラストにベクタ形式のテキストを追加
– お気に入りのフォントをすべて簡単に読み込めます
– キャンバスをクロップしてサイズ調整ができるので、完璧な構成を完成できます
– 遠近法、アイソマティック、2D、および対象の可視化ガイド
– 描画アシストを使うとリアルタイムで完璧なストロークが可能に
– “ストリームライン”を使うとストロークが滑らかになり、より美しいレタリングとインキングを可能にします
– “Scribble”機能を使って、レイヤーに名前をつける、設定を変更する、テキストを作成することができます
• アニメーションアシスト
– 自動オニオンスキン機能が搭載されフレームごとのアニメーションが簡単に
– ストーリー、GIF画像、アニマティック、およびシンプルなアニメーションを作成
• ドラマチックな仕上げエフェクト:
– Apple Pencilを使ってイメージの調整とエフェクトでブラシを使用して、エフェクトを調整できます
– “グリッチ”、“色収差”、“ブルーム”、“ノイズ”、および“ハーフトーン”が作品に新たな深みを追加します
– “ぼかし(ガウス)”、“モーションブラー”、および“遠近ブラー”フィルタが奥行きと動きをプラスします
– “カラーバランス”、“カーブ”、“HSB”、“グラデーションマップ”を含む、パワフルなイメージ調整機能
– “ワープ”、“対称”、“ディストーション”の幻覚パワーを使って、アートに命を吹き込めます
• タイムラプス再生:
– Procreateの優れたタイムラプス再生で創作過程を再現
– 高度なビデオ制作のための高性能4Kのタイムラプス録画を書き出し
– タイムラプス録画の30秒バージョンをソーシャルネットワークで共有
• 作品を共有:
– Adobe® Photoshop® PSDファイルとして作品を読み込みおよび書き出し可能
– Adobe® ASEおよびACOカラーパレットを読み込み可能
– JPG、PNG、およびTIFFなどのイメージファイルを読み込み可能
– レイヤーされたネイティブな .procreate ファイル、PSD、TIFF、 透過PNG、複数ページのPDF、ウェブ対応JPEG、およびアニメーションGIF、PNG、およびMP4として作品を書き出し可能
– アートワーク、ブラシ、パレット、およびフォントをアプリケーション間でドラッグ&ドロップ可能
引用:https://apps.apple.com/jp/app/procreate/id425073498
このように買い切りのアプリなのにも関わらず、ここまで機能が向上され続けているのです。
これだけの機能が増えたにも関わらず、使い勝手や見た目、直感的に使えるデザインは発売当初からほぼ変わっていません。常に使いやすくなっているのをProcreate(プロクリエイト)ヘビーユーザーの僕は常に体感しています。プロの方もProcreate(プロクリエイト)を使って仕事をしている人が増えているみたいなのでかなりおすすめです。
2.直感的で使いやすい
これはProcreate(プロクリエイト)のアートワークを開いた画面です。

見てもらった通りクリップスタジオやSAIと違い、通常画面に表示されているウィンドウが圧倒的に少ないです!!なのにかなり使いやすい!しかもコマンド入力をすることなく指で画面をタップするで「進む」「戻る」などの操作が可能です。
- 戻るは2本指で画面をタップ
- 進むは3本指で画面をタップ
これがまた便利で、いわゆる「⌘+Z」(戻る)や「⌘+Y」(進む)がタップで簡単に操作できてしまうのです。
PCでいう左クリックやスポイト、他のショートカットなんかも、タップ操作で出来てしまうため、覚えてしまえば正直コマンド入力よりも遥かに速いし便利です。
覚えるまでは少し大変かもしれませんが、僕自身二、三回の作業で覚えてしまったので結構簡単だと思います。今ではもうPCにも画面タップ操作を取り入れて欲しいと思うくらいになってしまいました。
3.板タブや液タブで書くのと変わらない
PCの液タブや板タブでイラストを描く際に欲しいであろう、クリッピングマスクやレイヤーはもちろん、多彩なペンの種類、ドラックandドロップだけで可能なバケツ塗りなどの機能はもちろんついていますのでご安心を。
Procreate(プロクリエイト)でイラストを描く際に役立つ情報や使い方を書きましたが、このアプリは本当に優れていて、紹介していない機能もたくさんありそれらを使うことによってまだまだあらゆることが可能です。
そんなお絵描き以外の機能も少し紹介!
アニメーション
「レイヤーを共有」を使えば複数のレイヤーを書き出して、PDF、PNGイメージの詰まったアニメーションGIFを作成できます。
簡単な使い方
①レイヤーを透過してパラパラ漫画の用に少しずつ絵をずらしていきます。描き上げたレイヤーは一旦非表示に。
②書き上げたら全てのレイヤーを表示。
③そのあと左上の設定ボタンをタップ。
④GIFで保存するとこのように、レイヤーを順番に表示してくれるので、1ページを何秒表示させるかを設定すればこのようにアニメーションを作ることが可能です。

フォント
Procreate(プロクリエイト)はなんとフォントを読み込めるのです!
デザイナーの方や、自分の描いた絵やイラストに文字を入れたいという方には非常に使い勝手のいい機能です。簡単にですがフォントの読み込み方も紹介しようと思います!
フォントの読み込み方法
フォントをサイトからダウンロードしてprocreate(プロクリエイト)でフォントファイルを開きます。(対応している拡張子はOFTかTTFです。zipファイルは解凍して、中の対応しているファイルを開いてください。)そうするとフォントが表示されます。文字詰めなんかも出来ちゃうので、これ1つでデザイナーさんは、ポスターデザインなんかできちゃうかも!!
アニメーションGIFの作り方、フォントの読み込み方をもっと詳しく知りたい方は「iPad Creator」さんのこの記事が詳しく説明してくださってますのでぜひ参考にして見てください!
まとめ
Procreate(プロクリエイト)は絵やイラストを描くだけアプリとして認識されていますが、この記事で紹介した通りアニメーション制作や、文字入れも出来るスグレモノのアプリなのです。イラストを描くだけではなく、デザイン作業やアニメーション作りもする僕としては本当になくてはならないアプリです。
今後もこのアプリはさらに進化を続けて、使いやすく豊富な機能を追加していくと思います。これを機に『Procreate(プロクリエイト)』を使い始めて見てはいかがですか?
Procreateについての記事一覧はこちら
それでは以上ツツでした。