Procreateでネームを描くのは気持ちよくできるのに、仕上げ段階でなんか使いにくい…と感じたことはありませんか?
それ、Procreateが悪いわけじゃなく、ネームとペン入れでツールを使い分けていないからです。
この記事では「ネームはProcreate・仕上げはクリスタ」という分業ワークフローを具体的な手順と一緒に解説します。
なぜProcreateとクリスタを使い分けるのか
それぞれのアプリには明確に得意・不得意があります。
| 工程 | Procreate | CLIP STUDIO PAINT |
|---|---|---|
| ネーム・ラフ | ◎ 直感的・高速 | △ 機能が多すぎて重い |
| 下書き・ペン入れ | △ ブラシ安定性△ | ◎ ベクター線画・補正機能が優秀 |
| トーン・スクリーントーン | ✕ 対応素材なし | ◎ 漫画専用素材が大量 |
| フキダシ・効果線 | ✕ 自動作成なし | ◎ 専用ツールあり |
| 持ち運び・外出先での作業 | ◎ iPad一台完結 | ○ iPad版あり |
つまりネームのスピード感はProcreate、仕上げの精度はクリスタがそれぞれ圧倒的に上です。この2つを組み合わせると弱点がほぼなくなります。
ステップ1:Procreateでネームを切る
まずProcreateで漫画のコマ割り・セリフ・キャラクターの動きをラフに描きます。このとき枠線テンプレートを使うと効率が大幅に上がります。
ネームのポイントは「完成度を求めすぎないこと」。セリフと動きとコマ割りの流れが確認できればOKです。
Procreateで漫画を描く際のペン選びはこちらで詳しく解説しています:
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Procreateで漫画を描くならどのペンがおすすめ?ペン入れするならこれで決まり!
ステップ2:ネームデータをクリスタに取り込む
Procreateでネームが完成したら、PSD形式でエクスポートしてクリスタに読み込みます。
- Procreateでの書き出し:ギャラリー → 共有 → PSD でエクスポート
- クリスタでの取り込み:ファイル → 開く → エクスポートしたPSDを選択
- ネームのレイヤーを「下書きレイヤー」に設定して不透明度を下げると作業しやすい
ステップ3:クリスタで下書き・ペン入れ
取り込んだネームを参考にしながら、クリスタでペン入れを進めます。クリスタのベクターレイヤーを使うと、線の太さや形を後から修正できて非常に便利です。
クリスタのペン入れで特に役立つ機能:
- 手ブレ補正:線をなめらかに引ける
- ベクターレイヤー:線幅を後から変更可能
- 定規ツール:集中線・放射線を自動生成
ステップ4:トーン・効果・フキダシを追加
ペン入れが終わったら、クリスタで仕上げ作業を行います。
- トーン素材をDLしてレイヤーに貼り付け
- フキダシツールでセリフ枠を自動生成
- 集中線・効果線ツールでアクション演出を強化
この工程はクリスタの独壇場です。Procreateでやろうとすると手作業が増えて時間がかかりますが、クリスタなら数クリックで完成します。
iPad Pro + Apple Pencil Proで作業効率をさらに上げる
このワークフローをiPad Pro + Apple Pencil Proで行うと、ネームのスピードが特に上がります。Apple Pencil Proはスクイーズ操作でツール切り替えができるので、ネーム中にいちいちパレットを開く手間がなくなります。
また、iPad Pro M5はCLIP STUDIO PAINTとの相性も抜群です。
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まとめ:Procreate×クリスタは最強の組み合わせ
Procreateのスケッチの気持ちよさと、クリスタの漫画制作特化機能を組み合わせることで、両方のデメリットをなくした最強のワークフローが完成します。
- ネーム・ラフ → Procreate(PSD書き出し)
- 下書き・ペン入れ・トーン・仕上げ → CLIP STUDIO PAINT
まずは今持っているアプリで試してみて、使いやすい方に絞っていくのが最初のステップです。クリスタが気になる方はまず公式サイトを確認してみてください。